リノベーションの目的・特徴・費用とは。
2020/07/03
リノベーションの目的・特徴・費用とは。
リノベーションの目的
「性能の向上・用途の変更」
部屋や建物を全面的に工事する場合が多いです。
一般的にリノベーションとして行われる工事の例がこちら。
- 部屋の仕切りをなくすなど間取りを変える(3LDKを2LDKになど)
- 部屋や建物のコンセプトを変える(北欧風など)
- 階段の位置を変える
- キッチンなど水回りの位置を変える
- 一世帯住宅を二世帯住宅に変える
- 倉庫として使われていた建物を店舗に変える
- 耐震工事
こちらもリフォームと重なる部分があります。
しかし、リノベーションでは部屋の間取りから、建物の用途(一世帯から二世帯住宅へ、倉庫から店舗へ)を変える全面的な工事が行われます。
特に建物の骨組みだけを残して全面的に工事することを「フルリノベーション」と言います。
リノベーションの特徴
「物件の資産価値が高まること」
リノベーションを行えば、資産価値がほとんど落ちて横ばいになる築20年の物件も設備や耐震性が良くなり資産としての価値が高まります。
「自由なデザインや設計が可能であること」。
間取りや配管の位置なども変えられるため、自由に物件をデザインし直せます。
住宅であれば、親と一緒に住むようになったからと一世帯住宅を二世帯住宅に変えられます。
また子どもが独立して家を出たからと、子ども用の部屋の壁をなくして広々としたリビングに作り変えることも可能。
リノベーションとは、家を住む人のライフスタイルやライフステージに合わせたものに作り変えること、と言えるでしょう。
リノベーションの費用
大規模な工事が行われる分、リフォームよりも高い傾向にあります。
しかし工事の規模や使う材料によって異なるため、設計会社や建築会社に問い合わせてみましょう。