エコカラットとは一体何？施工方法や失敗＆後悔しないために寿命や特徴を解説！

「エコカラットって一体何？」と頭に「？」が浮かんだ方も多いかと思います。

実はエコカラットは日本にも馴染み深く、とても優秀な壁材です。

今回は、エコカラットで失敗＆後悔しないために寿命や特徴など魅力をご紹介します。

 

1.エコカラットにはこ んな特徴が！

エコカラットは、「多孔質セラミックス」という原料をタイル状に加工したものです。

そのため、非常に耐久性に優れており、その寿命は半永久的に使用することが可能となっています。

この多孔質セラミックスには、ナノサイズレベルの穴が開いていて、この穴が調湿、脱臭、有害物質吸着の効果を生み出しています。

これら３つの効果を簡単に説明します。

調湿効果は珪藻土の約6倍とも言われており、年中快適に過ごせるというメリットに加え、結露やカビ、ダニなどの発生を抑制する効果もあります。

脱臭効果については、ペット臭、トイレ臭、タバコ臭など、生活する上で発生しうる臭いを脱臭する効果があるのです。

有害物質吸着は、建材などに含まれる有害物質を吸着、抑制する効果があります。

ちなみに、前述した日本に馴染み深いというのは、エコカラットは伝統工法である土壁が元となっているのです。

土壁は日本特有の高温多湿の気候と、非常に相性が良く、長年重宝されてきました。

それが現代の技術と合わさり、応用されているのがエコカラットというわけなのです。

さらに、多種多様の部屋に合うように、デザインは豊富です。

リビングに合うような、色合いやデザインのものから、トイレにも取り入れられるパネルタイプのものまでさまざまなものがあります。

 

2.エコカラットは扱いやすい！

前述にて、エコカラットの特徴をお伝えしましたが、実はお手入れも簡単です。

ナノサイズレベルの穴が空いていると前述しましたが、水は吸収しにくいため、壁の汚れは雑巾で簡単に落とせます。

さらに、拭くだけでは落としきれない頑固な汚れには、洗剤や漂白剤などを使用できるので、壁紙のような張り替えの手間はありません。

そのため、リビングや玄関だけでなく、キッチンの壁材として採用されることも多いです。

しかも、エコカラットの各効果は半永久的に持続するので、経済的でもあります。

 

エコカラットはとても優秀な壁材ですが、デメリットもあり、結露に弱いことや画鋲が刺せないなどが挙げられるため、エコカラットに不向きな部屋もあります。

ただ、快適さを求めたい部屋にはぴったりの壁材なので、デメリットを理解した適した場所に取り入れましょう。

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