畳の張替え時期はいつ?料金(金額)や自分でできない理由を解説!
2021/05/31
畳の張替え時期はいつ?料金(金額)や自分でできない理由を解説!
畳の張替え時期はいつ?料金(金額)や自分でできない理由を解説!
畳といえば、ひと昔の家屋や旅館などにあり、日本といえば畳というイメージがあるものの、現代の家には畳の部屋を取り入れることが減ってはいるものの、今もなお畳には根強い人気があります。
そんな人気の畳でも寿命があり、張り替えるなどの手入れをする必要があります。
今回は、畳の寿命や、張り替え時にかかる費用などをご紹介します。
畳の寿命は?寿命を伸ばす方法がある!?
畳の張り替えには「裏返し」「表替え」「新調」の3パターンがあります。
張り替えの種類によって、畳の寿命も変わってきます。
まず、「裏返し」とは、名前の通り、裏返しで使用することをいい、裏返しをした際の寿命は2〜5年です。
続いて、「表替え」とは、畳表のみを新しいものに交換することで、裏返しを行った後の畳で用いられることが多い方法です。
裏返しを行ってから表替えをした場合の寿命は約5年です。
そして「新調」は、畳を新しいものに交換する方法です。
長年使用された畳は、クッション性が失われてしまいます。
そうなった場合は表替えでは対処しきれないため、最終手段として用いられることも多いです。
新調してから次の新調まで、大切に使えば寿命は10年ほどになります。
ちなみに、畳の天敵は湿気です。
湿気が溜まってしまうことで、ダニやカビが発生する原因となり、畳の劣化につながってしまうのです。
そのため、手間はかかりますが、メンテナンスが何よりも重要です。
半年に一度、畳表は陰干しにし、風通しを良くすると、更に寿命が伸びる可能性があります。
また、普段のお手入れもポイントを押さえておけば、畳の劣化を抑えられます。
普段のお掃除は、必ずしも雑巾である必要はなく、掃除機でのお掃除でも大丈夫です。
では、どこを気をつければいいのかというと「方向」です。
畳の目に沿ってお掃除することがとても大切です。
畳の目を無視してしまうと、い草に傷がついたり、ささくれる原因になってしまいます。
これを心がけるだけで、畳の劣化を抑えられるので、畳のあるご家庭はぜひ実践しましょう。
畳の交換時は?費用はいくら?
畳の日焼けや色落ちが見られたら、畳を裏返しするタイミングです。
畳を裏返しする際の費用は、一畳3500〜6000円ほど。
施工期間は短く、1〜2日で張り替えが完了します。
畳のささくれや汚れが気になってきたら、畳を表替えするタイミングです。
畳を表替えする際の費用は、一畳4000〜9000円ほど。
また、畳縁を交換する場合は、一畳3000円ほどです。
こちらも施工期間は短く、1〜2日で張り替えが完了します。
畳にクッション性が感じられなくなったり、ダニの発生などの環境悪化が見られたら畳を新調するタイミングです。
畳を新調する際の費用は、一畳7500〜20000円ほど。
畳の種類などによっても費用が変わります。
こちらは上記2つの張り替え方法に比べると大掛かりな作業のため、施工期間もやや長くなります。
畳の交換は自分でできない!?
前述した通り、畳の交換自体は自分で行うことも可能です。
しかしながら、畳の交換費用は業者により前後しますが、そこそこ安価です。
逆に畳の交換のために道具を新調することを考慮すると、それはそれで得策ではありません。
また、素人の畳交換は、時間がかかるだけでなく、変にシワが寄ってしまうことや最悪の場合には畳自体をダメにしてしまうケースも多々あります。
したがって、畳交換は費用的にも労力的にも専門業者への依頼をオススメします。
既に畳がある方はもちろん、これからリフォーム・リノベーションで畳を取り入れようと考えている方にも参考になると思います。
ずっと快適な空間にするため、日々のお手入れについても見つめ直しましょう。