内壁を珪藻土で塗装リフォーム!メリットデメリットを解説!
2022/01/12
内壁を珪藻土で塗装リフォーム!メリットデメリットを解説!
内壁を珪藻土で塗装リフォーム!メリットデメリットを解説!
壁材料にこだわりをもって選びたい時に必ず候補にあがる珪藻土。
自然な風合いが美しいが、珪藻土というものがどういう物なのかまで把握して選んでいる人は少ないと思われます。
今回は、珪藻土リフォームでのメリット・デメリットについて説明します。
内壁を珪藻土で塗装リフォーム!
珪藻土はプランクトンの死骸が海底などに蓄積してできた粘土質の土になります。
仕上がりの美しさにこだわりを求める方には、職人さんに作業をお願いするとよいでしょう。
素人がDIYで仕上げてもそれがいい味を出すということで、ネット販売などで珪藻土を購入して、安価で改装したいとご家庭で行う人も増加しています。
ただし、安易に施工すると思わぬ失敗をきたす事がありますので注意してください。
メリットとデメリットを解説!
【メリット】
・1200℃ほどの融点を持つ七輪の原材料でもあり、延焼に強く耐火性にとても優れています。煙の発生も抑えます。
・断熱効果がある自然素材。
・化学物質が不使用であるため、健康面での心配がありません。
・多孔質素材でとても細かい穴を持っているため、湿気を吸収したり放出したりでき、優れた調湿機能を持ちます。人間の快適湿度が40~60%でそれを自然に保つことができます。
・カビや菌の繁殖も防ぎます。
・消臭効果も高くペットやタバコやお肉を焼いた時の臭いや洗濯物の室内干し対策にも有効です。
・塗り壁なので、完全に独自の質感が楽しめます。
・マットな質感で高級感があります。
・シックな雰囲気で、部屋にいる時間のテンションが上がります。
・猫の爪とぎ対策にもおすすめです。
【デメリット】
・施工者の原因ではないがひび割れが起こりやすいです。
・下地処理や左官工事が必要になり、クロスよりもコストが高いです。
・固定資産税が年間数千円ほど高くなります。
・小さなひび割れは素人でも補修できますが壁全体となると塗り直しが難しくなります。
・クロスのように水拭きできず、ほうきやはたきでほこりを落とすか、掃除機で吸いとる方法のため、汚れを落とすことや掃除がしにくい素材。
最近話題になった問題として珪藻土のバスマットよりアスベストが検出されたと言うニュースもあったように健康被害について心配される方も多くいると思います。
真相は、珪藻土を固めるための接着剤としてアスベストが混入されていたものがあったようです。
しかし、日本では1975年以降の住宅でアスベストの使用が規制されており、珪藻土の壁を採用された方も珪藻土とアスベストは全く関係がないため、心配は不要です。