無垢床の特徴やメリットデメリット!メンテナンス方法も解説!
2022/01/16
無垢床の特徴やメリットデメリット!メンテナンス方法も解説!
無垢床の特徴やメリットデメリット!メンテナンス方法も解説!
住宅の室内に、木を取り入れることで、温もりのある家づくりに憧れる方が多くいます。
無垢床はお子さんのいるご家庭やペットを飼っているご家庭など、自然を感じられ温かみのあるインテリアを演出するための床材としてもとてもオススメな床材です。
今回は、無垢床のメリット・デメリットやメンテナンス方法について解説していきます。
無垢床とは
無垢床とは、天然の木を切り出し、床材として形成•加工される床材のことをいいます。
見た目や触った感じに温かみのある材質です。
無垢の床材は、天然の木をそのまま形成・加工することで、合板の床材のように同じ柄がありません。
そのため、自然にできた柄によって唯一無二の床材となり、その分愛着がわいてくる方も多いです。
また、無垢の床材には、吸湿や放湿をする作用があり、空間の湿度を快適にしてくれます。
合板の床材では足が冷えるとよく聞きますが、無垢床では床材が多く空気を含むため、緩和することが可能です。
さらに、アレルゲンとなる有害物質やカビ・ダニの繁殖を防いでくれるため、アレルギー体質の方やペットにも優しい床材です。
しかし、無垢床は水に弱く、膨張・収縮を起こしやすく、傷にも弱いですが、しっかりとメンテナンスをすることで無垢床を長持ちさせることができます。
無垢床のメンテナンス
表面の塗装することで、無垢材のもつ自然な温かみのある質感を保つことができます。
メンテナンスの方法には大きく分けて『ウレタン塗装』と『オイル塗装』の2種類の塗装方法があります。
【ウレタン塗装】
ウレタン樹脂により塗膜をつくり硬化させ表面を保護する塗装です。
表面に硬い被膜を形成するため、肌触りが少し硬い感じに仕上がります。
傷や汚れに強く、定期的なメンテナンスの必要は基本的にはありません。
【オイル塗装】
オイルや蜜ろうワックス仕上げのように木材の内部に浸透して保護する塗料のことです。肌触りや質感は木のままです。
塗膜がないため、傷やシミがつきやすいです。
傷やシミができた場合には、サンドペーパーで削って補修をすることが可能です。
浸透性塗料による塗装をした場合は、半年ごとにメンテナンス用塗料で塗装する必要があります。
このように、無垢床には傷やシミがつきやすいといったデメリットがありますが、それも思い出や味だなと思えるような床材です。
メンテナンス方法によって2つの質感があるので、より木の特徴を活かす場合には浸透性塗料をオススメします。
無垢床の張り替えや塗装はプロにお任せして自然の温かみある床材を手に入れてみてはいかがでしょうか。