【必見】断熱リフォームの費用相場や種類と特徴を解説!
2022/01/20
【必見】断熱リフォームの費用相場や種類と特徴を解説!
【必見】断熱リフォームの費用相場や種類と特徴を解説!
私たちが住む住宅や、よく行くお店や公共施設など、あらゆる建物に断熱材が入っています。
この断熱材が入っていることにより、わたしたちが生活する室内を暑さや寒さから守ってくれ、同時に、住宅自体の寿命を延ばす役割も担っています。
今回は、断熱リフォームの費用相場や断熱材の種類と特徴を解説していきます。
断熱材の種類や特徴
断熱材は、大きく分類すると、「繊維系」「発泡プラスチック系」「天然素材系」に分けられます。
【繊維系】
『グラスウール』『ロックウール』『セルロースファイバー』などがあります。
『グラスウール』は、広く普及し、安価ですが、湿気対策を同時施工する必要があります。防音性と耐火性があります。
『ロックウール』は、原料が鉱石であることから、耐火性と撥水性があります。こちらも湿気対策を同時施工する必要があります。
『セルロースファイバー』は、価格は高めになってしまいますが、古紙の再利用で知られ環境に良い素材です。結露しにくく、防音性があります。
【発泡プラスチック系】
『ポリスチレンフォーム』『硬質ウレタンフォーム』『フェノールフォーム』があります。
『ポリスチレンフォーム』は、熱に弱いですが、施工しやすく結露しにくいです。
『硬質ウレタンフォーム』は、価格が高めではありますが、高い断熱効果が期待できます。日に弱く、燃焼時にシアン化水素といった有毒物質が出てしまいます。
『フェノールフォーム』は、硬質ウレタンフォームと同様に、価格が高めではありますが、高い断熱効果が期待できます。
水に弱いため湿気を吸ってしまいます。害虫などの被害にあいやすいです防火性があり、燃焼時に有毒物質を発生させません。
【天然素材系】
『羊毛』や『炭化コルク』などがあり、自然由来の断熱材なため価格は高めです。
『羊毛』は、断熱性と調湿性、耐久性が高いが、取り扱える施工業者が少ないです。
『炭化コルク』には、断熱性と調湿性、吸音性が高く、防虫効果もありますが、価格が高いです。
断熱リフォームの費用相場
断熱材の費用相場については、およそ1棟あたりの比率(グラスウールを1とした場合)と価格とします。
・グラスウール
比率1/約250,000〜300,000円
・ロックウール
比率1/約250,000〜300,000円
・セルロースファイバー
比率4/約950,000〜1,200,000円
・ポリスチレンフォーム
比率2/約500,000〜650,000円
・硬質ウレタンフォーム
比率2.3〜3/約650,000〜800,000円
・フェノールフォーム
比率3/約700,000〜800,000円
・羊毛・炭化コルク
比率2/約500,000〜650,000円
表示価格は、目安として参考にしてください。
建物や施工箇所によっても金額が変わってくるので、正確な金額把握をされたい方はお気軽にご相談・お見積もりをしてもらいましょう。