ベランダをカフェテラスにデザインリフォーム!施工費用を解説!
2022/02/24
ベランダをカフェテラスにデザインリフォーム!施工費用を解説!
ベランダをカフェテラスにデザインリフォーム!施工費用を解説!
お家時間が増える中、気分転換に庭やベランダでティータイムやリラックスタイムを作る方も増えました。
しかし、ベランダをカフェテラス風にするためには、まずベランダの安全性を確保することが大切です。
今回は、ベランダリフォームとその費用について説明していきます。
高まる需要の話程
ーコロナ禍を迎えてのライフスタイルの変化ー
ここ2年、我々の生活からコロナは切り離せないといってもいいほど、ライフスタイルにも影響してきました。
そして、コロナ対策として「テレワーク」という働き方改革により、自宅にいる時間が増えたことで自宅を見直すきっかけになりました。
その影響もあってなのか、リフォーム業界では、ここ数年、自宅や窓から見えるベランダをリフォームする「プチリフォーム」が増えてきました。
活動できる範囲が狭いため、目の届く範囲をオシャレにしたいという人が多い傾向にあるようです。
この根底には、昨今流行っているInstagramやTwitterなどのSNSの「映え」への意識もあります。
また、それとは別に、自宅のベランダをリフォームし、カフェテラスやバルコニーにするのも最近の流行りです。
では、具体的にベランダリフォームとは何をして、費用はどのくらいかかるのでしょう。
具体的な費用な話
まず、新しくベランダを増築する場合は、「建築確認申請」の届出が必要になります。
ただし、マンションの場合はベランダが共用部分になるため、分譲であっても管理組合に相談する必要があります。
建築確認申請が必要な基準は、建築基準法第6条第2項により、防火地域及び準防火地域外において建築物を増改築や移転した場合、その部分の床面積の合計が十平方メートル以内であれば適用しないと定められているため、増築を考えている場合はしっかりと確認しましょう。
では、具体的にはどんな工事をするのでしょう。
元々自宅にベランダがあり、そちらを改装していくという場合で見ていきましょう。
①錆止め
ベランダの手すりや床の錆・腐食化を防ぐ工事です。
ベランダは雨風などにさらされていることが多いため、留め金具等が錆びてしまい、耐久性が低下してしまうことがあるため、安全面をしっかり確保しましょう。
サビ落とし作業と、新しい錆を防ぐ作業があり、相場は400〜900円/㎡と言われています。
②防水工事
その名の通り、水漏れを防ぐための防水工事です。
水漏れは腐食の原因になってしまうため、雨が降った場合の水漏れを防ぎ耐久性を上げることを目的とします。
防水塗料はいくつかあり、何を使うかによって値段が多少前後してきます。
「ウレタン塗料」は3000〜7500円/㎡ですが、5年ごとにメンテナンスとして再度塗り替えが必要です。
「FPS防水」 はウレタン塗料同様に5年ごとのメンテナンスは必要ですが、軽くて丈夫で耐熱性が高いです。
塗料ではなく工法の種類のひとつで、4,000〜8,000円/㎡が平均となります。
「シート防水」はその名の通りシートを貼り付ける施行になり、2,500〜7,000円/㎡と費用は安く上がりますが、その分撤去時に撤去代が高くなるようです。
③屋根やウッドデッキの設置
雰囲気に拘りたい方は、屋根を新築して日除けや雨よけをしたり、床にウッドデッキを敷き詰めたり、大理石調や石目調などのタイルにするとおしゃれなカフェテラス風の雰囲気を出すことができます。
屋根は、基本的に本体価格と施行費用がかかり、デザインに拘らなければ10~15万円程で設置可能です。
ウッドデッキについては、材質により左右しますが、平均としては約3.4〜4.8万円/㎡ほどかかるようです。
タイルについては、材質により金額が変わりますが、平均としては4〜5千円/㎡ほどが相場となっており、ここに砕石やモルタルを敷く場合は4千円/㎡がプラスされていきます。
新規でベランダやバルコニーを設置する場合、もしくは床や天井がガラス貼りになる「サンルーム」を設置する場合は、もっと多めに費用を検討すべきでしょう。
まとめ
ベランダをカフェテラスに変身させるためには、まず強度や耐久性などの安全面を考慮する必要があります。
せっかくおしゃれなカフェテラス風にしても、怪我をしてしまうと台無しになってしまうので、まずはベランダの見直しから始めることをオススメします。