インプラスとリプラスで窓リフォーム!メリットとデメリットを解説!
2022/03/16
インプラスとリプラスで窓リフォーム!メリットとデメリットを解説!
寒い時期には冷気で暖まりにくい、暑い時期には冷房が効きにくいといった部屋の冷暖房効率が悪いなと感じてることはありませんか。
室外の冷気・暖気が窓から室内に伝わってくることが原因となり、室内温度を一定に保てない場合があります。
また、その場合に結露がひどく窓周りが濡れてしまうといったガビの発生もおこります。
老朽化により窓の開け閉めがしにくいなど、窓のお悩みをリフォームによって改善することができます。
今回は、インプラス・リプラスという窓のリフォームについて解説します。
インプラス・リプラスとは?
・インプラス
既存の窓の内側の窓枠に、新たに窓を設置する内窓のことです。
窓枠の内側部分に、インプラスの枠を取り付け、サッシを建て込み完成となります。
例えば、シャッターを設置しにくい箇所や簡単な工事で済ませたいといった場合に採用される工法です。
・リプラス
既存のサッシを取り外し、窓枠のみにします。
窓枠に止水処理をしたあと、ベース材をとりつけ新しい窓枠を設置します。
新しいサッシを窓枠に建て込み完成となります。
例えば、リプラスのリフォームで、FIX窓のように開閉できない窓を、開閉できる窓に変えるなどといった場合に採用される工法です。
メリットとデメリットについて
・インプラスメリット
窓と窓の間に空気の層ができるため、断熱・遮熱・防音効果があります。
そのため、結露を抑制させる効果があります。
また、内窓のガラスをデザイン性のあるくもりガラスのようなものにすることで、プライバシーの保護にもなります。
施工にかかる時間は短時間で、1つの窓あたり約1時間で工事が終わります。
・インプラスのデメリット
取り付ける窓枠とサッシによっては、ふかし枠を設置しないと取り付けられない場合があります。
そのため、内側に窓が出てきてしまい見栄えが悪くなる可能性があります。
・リプラスのメリット
インプラスのように室内側の見栄えを変えることなく、断熱・遮熱効果を高められます。
また、高機能ガラスを採用することで、防犯対策や地震の災害などでガラスが割れてしまった場合、飛散しにくくなります。
・リプラスのデメリット
工事の工程がインプラスより多いため、施工時間が少し長くなってしまいます。
窓の箇所数にもよりますが、半日で工事が終わります。
このように、インプラスとリプラスの工事は大がかりなものではなく、簡単に施工できます。
みなさんも窓のリフォームで、お悩みを解決し快適な室内空間を手に入れてみませんか。