こどもみらい住宅支援事業のリフォーム条件や対象工事を解説!
2022/06/07
こどもみらい住宅支援事業のリフォーム条件や対象工事を解説!
こどもみらい住宅支援事業のリフォーム条件や対象工事を解説!
リフォームをする場合には様々な補助金制度があり、それをうまく活用することでリフォームにかかる費用を少なくすることが可能です。
今回は、こども未来住宅支援事業についてリフォーム条件や対象工事を解説します。
リフォーム条件は?
「こども未来住宅支援」を受けるには対象条件があり、「こども未来住宅事業者と工事契約等を締結してリフォーム工事をする」こと、「リフォームする住宅の所有者」である2点です。
・こども未来住宅事業者に登録されたリフォーム会社
リフォームをお願いする会社が「こども未来住宅事業者」として登録されていなければ、いくらリフォームしても補助金を受けることができません。
そのため、リフォームの契約をする前に、リフォーム施工会社がこども未来住宅事業者に登録されているかを確認しましょう。
また、「こども未来支援」の申請手続きは工事発注者(お客様)ではなく、こども未来支援に登録されている施工業者が行うため、補助金を受けたいことを担当者にしっかり伝えましょう。
・リフォームする住宅の所有者
「所有者」とは、リフォーム住宅の所有者(法人を含む)およびその家族、賃借人又は管理組合・管理組合法人のいずれかに該当する人のことをいいます。
そのため、リフォーム工事をする全ての世帯が対象となります。
また、新築住宅の場合は、子育て世帯(18歳未満の子を有する家庭)、若者夫婦世帯(夫婦いずれかが39歳以下の世帯)のみが対象となります。
さらに、子育て世帯と若者夫婦世帯は、それ以外の世帯よりも補助金額がアップされます。
対象の方はどれくらい増額されるか知っておくことで、リフォーム内容を検討する際の参考にすることができそうです。
対象工事は?
対象工事は下記の8つで、1から3(断熱改修、エコ住宅設備の設置)の対象工事いずれかを必ず含んでいる必要があります。
1.開口部の断熱改修
内窓の設置や、外窓の交換、ドア・引き戸の交換など
2.外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
3.エコ住宅設備の設置
太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、節湯水栓など
4.子育て対応改修
・ビルトイン食洗器、浴室乾燥機、宅配ボックスなど家事の負担を減らすことができる設備の設置
・内窓設置、外窓交換、ドア引き戸交換、キッチンセットの交換など
5.耐震改修
6.バリアフリー改修
手すりの設置、段差解消など
7.空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
冷房能力によって補助額に差があります
8.リフォーム瑕疵保険等への加入
リフォーム瑕疵保険とは、リフォーム時の検査と保証がセットになった保険制度です。
保険に加入していることで、工事中や完了後に第三者検査員による現場検査が行われたり、工事に欠陥が見つかった場合に無償で直してもらえたりします。
※注意:4〜8のリフォームを行う場合は、1〜3の施工工事のいずれかを含む必要があります。
また、1申請あたりの補助額が合計5万円以上となる場合のみ利用することが可能です。
例:5の耐震改善するリフォームが5万円以上だったとしても、対象外になります。
そのため、耐震改善(5)+エコ住宅設備の設置(3)を組み合わせて、合計5万円以上になった場合に補助金対象となります。
こども未来支援の補助金は対象となるリフォーム工事事業であれば、全世帯が対象となりますので、誰でも手軽に活用しやすくなっています。
もしリフォーム工事を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。